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MV制作会社おすすめ14選【2026年最新】費用相場と失敗しない選び方

本記事は、東京・南青山の映像制作会社FILMOQ株式会社(TVCM・ミュージックビデオ・縦型ショートドラマの制作実績1,000本以上)が制作・運営しています。記事内で自社サービスを紹介しています。掲載各社の情報は2026年8月時点で各社公式サイトから確認できた内容のみを記載し、公式で確認できなかった項目は「非公表」と明記しています。掲載にあたり各社からの金銭の授受は一切ありません。

MV制作会社を探し始めて最初にぶつかる壁は、「値段が分からない」ことだと思います。実際、今回国内の主要なMV制作会社を調べたところ、大手と呼ばれる8社は全社が料金非公表でした。相場が見えないまま相見積もりを取り、数字が出てきてから驚く——これがこの業界の標準的な体験になっています。

この記事では、MV制作会社14社を公式サイトで確認できた事実だけで整理し、費用相場と、見積もりで必ず確認すべき7項目をまとめました。書いているのは実際にMVを制作している側なので、発注側から見えにくい「どこで金額が動くのか」も正直に書きます。

この記事の内容
  1. MV制作の費用相場(尺別・手法別)
  2. MV制作会社14選(大手/MV専門/低価格帯の3分類)
  3. 失敗しない選び方 5つの基準
  4. 発注前に必ず確認する7項目
  5. MVの権利は4つ重なっている(原盤権の落とし穴)
  6. よくある質問

1. MV制作の費用相場

まず結論から。制作会社に3分尺のMVを依頼した場合、40万〜200万円が目安です。フリーランスに依頼すれば10万〜30万円まで下がります。

尺別の相場

フリーランス制作会社
30秒1万〜5万円10万〜60万円
1分5万〜10万円30万〜100万円
3分(MVの標準尺)10万〜30万円40万〜200万円

出典:PRONIアイミツ、Crevo VIDEO SQUARE、むびるプラス、動画幹事。4媒体が同一のレンジを提示しています。ただし各媒体が相互に参照している可能性は否定できないため、「業界で広く共有されている目安」として読んでください。

手法別の相場

手法フリーランス制作会社金額を動かす要因
実写5万〜30万円30万〜200万円撮影日数・ロケ地・スタッフ人数・照明機材
アニメーション/CG10万〜30万円100万〜500万円作画枚数・キャラ数・3Dの有無
イラストMV・リリックビデオ1万〜7万円10万〜50万円イラスト点数・動きの複雑さ

アニメーションMVの100万〜500万円というレンジは、実際に価格を公表している株式会社AQUASTARの数字(簡易アニメーション約100万円〜/フルアニメーション約500万円〜)と独立して一致しています。この項目は信頼度が高いと言えます。

工程別の内訳──どこで金額が動くのか

工程法人発注時の目安ここを削ると何が起きるか
企画・構成5万〜30万円「なんとなくかっこいい」映像になり、曲の世界観と噛み合わなくなる
演出・ディレクション50万〜250万円撮れ高が偶然任せになる。最も削ってはいけない項目
撮影35万〜200万円撮影日数を減らすとカット数が減り、単調な画になる
編集10万〜70万円
カラーグレーディング+3万〜10万円ここを省くとMVの画は一段落ちる。安く見える見積もりは大抵ここが抜けている
スタジオレンタル+10万〜35万円ロケに切り替えれば下げられるが、天候リスクを負う

出典:むびるプラス、動画幹事、Crevo VIDEO SQUARE。

「メジャーのMVは1本◯千万円」という話について。
業界ではよく語られますが、今回の調査で一次情報で裏付けられる数字は一つも見つかりませんでした。今回調べた大手8社は全社が料金非公表です。金額の話をするときは、出典があるかどうかを確認してください。

2. MV制作会社14選

大手総合プロダクション/MV・音楽映像に強い専門系/低価格帯の3つに分けて整理します。各社の情報は公式サイトで確認できたものだけを記載し、確認できなかった項目は「非公表」としています。

A. 大手・総合プロダクション系(6社)

CM・映画・ドラマも手がける総合プロダクション。品質と体制は最も安定していますが、6社すべてが料金非公表で、レーベル経由の大型案件が中心です。

会社名所在地設立MVの位置づけ料金
スペースシャワーエンタテインメントプロデューシング(SEP)1993年音楽映像専門。年間400本以上の映像コンテンツ。公式WORKSにKing & Prince、ASIAN KUNG-FU GENERATION、SixTONES、東方神起、倉木麻衣非公表
株式会社ピクス(P.I.C.S.)渋谷区恵比寿南2000年映像全般。主要クライアントとしてSony Music Labels/Warner Music Japan/Universal Musicを公式に明記非公表
株式会社ギークピクチュアズ港区北青山2007年映画・ドラマ・アニメ・ミュージックビデオ・ライブ・IP開発。資本金6,000万円非公表
株式会社AOI Pro.港区海岸1963年TVCM中心の総合。8つの主要事業カテゴリの1つに「ミュージックビデオ」を明記。資本金1億円非公表
株式会社東北新社港区赤坂1961年TVCM・Web動画・ミュージックビデオ・SNS広告。グループの二番工房が「MV・PV制作」を担当非公表
太陽企画株式会社港区新橋1968年CM制作中心。サービス一覧に「PV / MV」を明記。CG/VFX、VR/ARにも対応。資本金6,000万円非公表
注意:比較記事でMV文脈に挙がる会社でも、公式にMVを掲げていない場合があります。
たとえば株式会社ROBOT、株式会社TYOは他媒体の「MV制作会社まとめ」に登場することがありますが、両社とも公式サイトの事業説明にMV/PVの記載が見当たりません(2026年8月時点)。この記事では、公式に明記していない会社をMV制作会社として掲載していません。

B. MV・音楽映像に強い専門系(4社)

実写・ディレクター集団

CAVIAR(株式会社THE CAVIAR)

東京都目黒区。公式トップに「TVCM, MUSIC VIDEO, 撮影, アニメーション, CG, 編集」と明記するディレクター集団型のプロダクション。所属ディレクターの作家性で選ぶタイプの会社です。料金は非公表。

※ 一部媒体でPerfume、あいみょん、サカナクション等の実績が紹介されていますが、公式サイト上では確認できませんでした。

アニメーションMV特化・料金公開

株式会社AQUASTAR

東京(中央区)・大阪の2拠点。アニメーションMVに特化し、イラスト・アニメーション・実写合成をワンストップで対応。今回調べた中で数少ない料金公開企業です。

プラン費用
簡易アニメーション約100万円〜
フルアニメーション約500万円〜
60秒プロモーションアニメ500万〜1,000万円

公式サイトの実績欄にBUMP OF CHICKEN「記念撮影」(イラスト)、キヨ「有頂天猫」(アニメーション+実写)を明記。アニメMVを検討しているなら、まずここの価格を基準にすると相場感が掴めます。

CM・PV/グループ内完結

株式会社ダンスノットアクト

東京・麻布十番。CM・PV・TVCMを手がけ、企画から撮影・編集・CGまでグループ内で完結する体制。クリエイティブディレクターは田中規之氏。料金は非公表で、公式サイトでは「有名アーティストの実績多数」とされていますが個別アーティスト名の記載はありません。

実写・料金公開

株式会社DopeZine

東京・新宿。ディレクター級ビデオグラファーとの直接契約による価格競争力を訴求。公式に「MV制作:50万円」と明記(採用動画15万円、商品PR動画40万円)。納期は3営業日〜2週間、特急オプションあり。50万円という数字は、今回調べた相場(制作会社40万〜200万円)のちょうど下限付近にあたります。

C. インディーズ・低価格帯(4社)

ソロアーティスト、バンドの自主制作向け。この帯は逆に料金を公開している会社が多いのが特徴です。

会社名所在地公表料金特徴
スタジオ・スパングル東京都府中市3.5万円〜ソロ3.5万/2〜3人4.5万/4人以上5.5万。インディーズ特化
FUNNEL宮城県仙台市5万円〜ソロ5万/バンド6万/作り込み8.9万。レコーディングスタジオ併営
アトヨンサウンドファクトリー東京都武蔵野市6.9万円〜バンドレコーディング併営。MV・PV撮影用の提携スタジオあり
株式会社Y-WAVE埼玉県さいたま市30万〜300万円超主要取引先に日本コロムビア、ユニバーサルミュージック、TOKYO MX

C群の料金・取引先は、各社公式サイトでの確認ができず、動画幹事・むびるプラスの掲載情報に基づきます。発注前に必ず各社へ直接ご確認ください。

D. FILMOQ(当社)

実写・映画監督が演出

FILMOQ株式会社

東京・南青山。代表の早坂亮輔は東京藝術大学大学院で黒沢清に師事した映画監督で、CM・MV・ショートドラマを1,000本以上演出しています。MVではWurtS feat. にしな『サンタガール』などを手がけました。

プラン費用内容期間
ライト30万円〜1日撮影・少人数・ロケ1箇所3〜4週間
スタンダード80万円〜企画・絵コンテ・美術・照明・カラグレ込4〜6週間
プレミアム200万円〜複数日撮影・キャスティング・VFX6〜10週間

向いているケース:楽曲の世界観を映像で拡張したい/物語のあるMVにしたい/広告やタイアップを見据えて作りたい。
向いていないケース:フルアニメーションのMV(アニメ専門社をご紹介します)/5万円以下の予算(C群の会社の方が適しています)。

FILMOQのMV制作について →

3. 失敗しない選び方 5つの基準

基準1|企画・演出を「誰が」やるのか

MVの出来を決めるのは、機材でも編集ソフトでもなく演出です。営業担当が受注して外部ディレクターに丸投げする体制か、社内のディレクターが企画から入るのか。「今回のMVは誰が演出しますか」と一言聞けば分かります。ここを濁す会社は避けた方がいい。

基準2|過去作に「一貫した視点」があるか

実績本数ではなく中身を見てください。撮影がきれいな会社は多くても、曲ごとに違う答えを出せる会社は限られます。過去作を3本続けて観て、「この会社は何を面白いと思っているのか」が伝わってくるか。伝わってこない場合、あなたの曲でも同じことが起きます。

基準3|料金を公開しているか、しないか

非公表=悪い、ではありません。大手は案件ごとの変動幅が大きいため公表できないのが実情です。ただし問い合わせ後に価格帯をすぐ提示しない会社は要注意。予算が合わないと分かった時点でそう言うのが誠実な対応です。

基準4|カラーグレーディングが見積もりに入っているか

相見積もりで金額差が出たとき、原因の多くはここです。カラーグレーディング(色設計)を省くと、同じ機材で撮っても仕上がりは明確に落ちます。安い見積もりが本当に安いのか、この1行で確認できます。

基準5|権利の話を、先にしてくるか

後述する通り、MVには4つの権利が重なっています。発注前に権利の整理を提示してこない制作会社は、後で揉めます。これは能力ではなく姿勢の問題なので、最初の打ち合わせで分かります。

4. 発注前に必ず確認する7項目

  1. 企画・演出の担当者は誰か。社内か外部か、名前を出せるか
  2. 見積の内訳が工程ごとに出るか。「制作費一式」では、どこを削れるか判断できない
  3. 修正は何回まで含まれるか。回数の定義がないと後から追加費用になる
  4. 納品物の範囲。完成尺だけか、未編集素材(ラッシュ)やSNS用の縦型リサイズも含むか
  5. 楽曲の権利処理は、どちらが行うか。原盤権の確認が発注者責任になっているケースが多い
  6. 完成映像の著作権の帰属と、許諾される二次利用の範囲
  7. カラーグレーディングは含まれるか

5. MVの権利は4つ重なっている

MV発注で最もトラブルになるのが権利関係です。MV1本には最低4つの権利が別々に存在します。

権利権利者必要な手当て
1楽曲(詞・曲)の著作権作詞家・作曲家 → JASRAC/NexToneYouTube等のUGCサービスは包括契約でカバー。ただし広告目的の利用、法人による外国曲の利用は別途申請
2音源の著作隣接権(原盤権レコード会社・原盤制作者包括契約の対象外。市販CD・配信音源を使うなら権利者から個別許諾が必要
3映像の著作権原則として制作会社契約で「著作権譲渡」「著作者人格権の不行使」「二次利用の許諾」を明記
4実演の著作隣接権出演者・ダンサー出演契約で利用範囲・期間・媒体を明記

いちばん見落とされるのが2の原盤権

NexToneは公式に「既存音源(CD・配信・カラオケ音源)を使う場合は原盤の権利者(レコード会社等)へお問い合わせください」と案内しています。NexToneもJASRACも管理しているのは1であって、2ではありません。自分の曲のMVなのに、収益化しようとしたら止まった——という事故は、ここが原因で起きます。

3について:契約書に入れるべき3行

日本の著作権法上、MVは「映画の著作物」にあたり、著作権は原則として映画製作者(=制作会社)に帰属します。加えて制作会社内部では職務著作により法人が著作者となります。何も取り決めなければ、発注した側は「当初の契約目的の範囲でしか使えない」状態になり得ます。

  1. 著作権譲渡:「翻案権を含む一切の著作権は、対価の完済をもって発注者に移転する」
  2. 著作者人格権の不行使:「制作会社は本著作物につき著作者人格権を行使しない」
  3. 二次利用の許諾:自社サイト掲載、SNS転載、広告出稿、テレビ放映など、当初用途を超える利用を明示的に許諾

出典:JASRAC「YouTubeなどの動画投稿(共有)サービスでの音楽利用」/NexTone「YouTube等の動画配信サービスで音楽を利用する際の注意事項」/BUSINESS LAWYERS「外注して制作した映像の著作権者は誰なのか」。本記事は一般的な整理であり、個別の契約判断については弁護士にご確認ください。

6. よくある質問

Q. MV制作の費用はいくらぐらいですか?

制作会社に3分尺のMVを依頼した場合、40万〜200万円が目安です。フリーランスなら10万〜30万円、インディーズ向けの低価格帯なら3.5万円〜という会社もあります。アニメーションMVは100万〜500万円と、実写より一段高くなります。

Q. MVの制作期間はどのくらいですか?

企画から納品まで1〜3ヶ月が一般的で、標準的な実写MVなら4〜6週間です。シンプルな構成(固定カメラ・少人数)なら最短2〜3週間、大規模なロケやCGを含む場合は3ヶ月を超えます。

Q. 大手に頼むべきか、小規模な会社に頼むべきか?

予算と、求めるものによります。大手は体制と品質が安定していますが料金は非公表で、レーベル経由の案件が中心です。小〜中規模の会社は監督と直接やりとりできるため、意図が伝わりやすく修正も速い。予算100万円以下なら、後者の方が満足度は高くなりやすいというのが実務上の感触です。

Q. 相見積もりを取ってもいいですか?

取るべきです。ただし総額だけを比べても意味がありません。「工程ごとの内訳」「修正回数」「納品物の範囲」「カラーグレーディングの有無」の4点を各社に揃えて聞いてください。これで初めて比較になります。

Q. 自分で撮った素材の編集だけ頼めますか?

多くの制作会社が対応しています。編集のみなら1万〜5万円(個人向け)/10万〜70万円(法人向け)が目安です。ただし素材の質が仕上がりの上限を決めるため、撮影から相談した方が結果的に安く済むケースもあります。

MV制作のご相談は、FILMOQへ。

楽曲を聴かせていただければ、そこから何が作れるかをご提案します。予算・リリース日が固まっていない段階でも構いません。企画提案は無料、1営業日以内にご返信します。

MV制作を相談する → | FILMOQのMV制作について

調査方法:2026年8月、Google日本語検索「MV制作会社」「ミュージックビデオ 制作会社」「MV制作 依頼」の上位結果および比較媒体の掲載企業を対象に、各社公式サイトで会社概要・サービス内容・料金・実績を確認しました。公式サイトで確認できなかった項目は「非公表」または出典を明記しています。
最終更新:2026年9月1日

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