広告代理店や制作会社がCM監督を指名するとき、作品のトーンだけで判断すると、発注後に演出範囲やスケジュールで食い違うことがあります。候補を決める前に「誰が何を担当し、どこまでを見積もるか」を明確にすることが重要です。
監督を選ぶ前に決める五つの条件
第一に、監督への依頼が企画開発からなのか、決定済み企画の演出なのか。第二に、絵コンテや演出コンテの制作範囲。第三に、撮影日数とロケ地。第四に、オフライン編集・カラーグレーディング・MAへの関与。第五に、競合排他や作品公開の条件です。
たとえば「演出のみ」と言っても、プリプロから仕上げまで監督が関与する場合と、撮影日のディレクションだけを想定する場合では、見積りも必要な日程も異なります。先に責任分界をそろえてください。
作品リールのどこを見るか
ルックが近いだけでなく、人物の芝居、商品の登場のさせ方、15秒と30秒での情報整理、編集のリズムを確認します。一本の作品だけで判断せず、異なる条件での演出実績も見ると、再現性を判断しやすくなります。
指名前に共有したい資料
- 広告主・商品と競合条件
- 企画書・脚本・演出上の未決事項
- 媒体、尺、納品バリエーション
- 撮影候補日と仕上げスケジュール
- 予算帯と監督に求める役割
- 代理店・制作会社・広告主それぞれの決裁者
演出案と見積りを同じ前提で比較する
候補監督ごとに依頼範囲が違うまま金額を比較しないこと。企画開発費、演出費、拘束日数、追加版への対応、海外利用や二次利用を分けて確認します。未確定条件は、仮定として明記するのが安全です。
FILMOQへの演出依頼
FILMOQは広告代理店・制作会社からのCM制作および演出のご相談に対応しています。映画監督・CMディレクター早坂亮輔は色と光による人物の感情表現を特徴とし、Sony、Google、HondaなどのCMを手がけています。作品は制作実績から確認できます。
CM監督の指名・演出について相談する / CM制作サービス / 演出のみの依頼方法
発行:FILMOQ株式会社。契約・権利条件は案件ごとに確認し、必要に応じて法務専門家へご相談ください。