映画監督にCMを依頼する方法は3つあります。①監督が所属する(または代表を務める)制作会社に直接依頼する、②監督のマネジメント会社に依頼する、③広告代理店を通す。費用は「監督料」で決まるのではなく、撮影日数と出演者でほぼ決まります。FILMOQの場合、映画監督が企画・演出するWebCMは50万円〜(ロケ撮影ありは150万円〜)、TVCMは150万円〜、企画のご提案とお見積りは無料です。この記事では、映画監督に依頼するときの費用・流れ・向いている案件・依頼前に確認すべきことを、制作会社の立場からまとめます。
映画監督にCMを頼むと、何が変わるのか
変わるのは「画の質」ではなく「設計の順番」です。CMディレクターは商品からカットを組み立てます。映画監督は人物と状況から組み立て、その中に商品を置きます。結果として、次の3点が変わります。
| 変わること | 具体的には | 効く場面 |
|---|---|---|
| 15秒に「人」が残る | 商品説明ではなく、人物の一瞬の感情でブランドを覚えてもらう | ブランド認知・好意度が目的のCM |
| 1本で複数尺・複数媒体が成立する | 物語として撮るので、15秒・30秒・縦型・ブランドムービーに同じ素材で展開できる | TVCMとWebCMを同時に作る案件 |
| 光と色の設計が入る | カラーグレーディングまで含めて1本の色を決める(FILMOQの作品分析では26本中23本が暖色か寒色のどちらかに振り切っている) | 世界観の統一が必要なブランド |
逆に、商品スペックを順番に見せる「機能訴求型」や、既存フォーマットの繰り返し(シリーズ物の〇作目)は、映画監督である必要がありません。CMディレクターの方が速くて安いことが多いです。
向いている案件・向かない案件
| 向いている | 向かない |
|---|---|
| ブランドの「気分」を作りたいCM(自動車・家電・アパレル・飲料・住宅) | 価格・スペック・キャンペーン告知が主目的のCM |
| TVCMとWebCM・縦型を同じ素材で展開したい | 既存シリーズのフォーマットを踏襲するだけの続編 |
| タレントの「演技」を引き出したい | 撮影当日に企画が決まるような突貫案件 |
| ブランドムービー・採用動画・企業映像で「物語」が要る | CG・モーショングラフィックス中心で実写がない |
費用の目安
「映画監督だから高い」は半分正しく、半分誤解です。監督料は総額の一部で、費用の大半は撮影日数・ロケ地・出演者・特殊撮影・二次利用の範囲で決まります。以下はFILMOQの公開料金です(すべて税別・概算)。
| サービス | 費用 | 制作期間 |
|---|---|---|
| WebCM | 50万円〜(ロケ撮影ありは150万円〜) | 4〜8週間 |
| TVCM(ロケ撮影あり) | 150万円〜 | 4〜8週間 |
| タレント起用CM・大規模ロケ | 500万円〜 | 6〜10週間 |
| ブランドムービー | 100万円〜 | 4〜8週間 |
| 縦型ショートドラマ(2〜3話) | 100万円〜 | 3〜6週間 |
| 企画提案・お見積り | 無料 | 1営業日以内に返信 |
一般に、映画監督を著名監督のマネジメント会社経由で起用する場合は、監督料が別建てになり総額が大きくなる傾向があります(ここは業界の一般的な傾向で、会社ごとに異なります)。監督が制作会社の代表を兼ねている場合は、監督料が制作費に含まれるため、同じ規模の撮影なら総額は通常のCM制作と大きく変わりません。費用の内訳と相場は映像制作の料金表にまとめています。
依頼から納品までの流れ
| 工程 | 目安 | やること |
|---|---|---|
| 1. お問い合わせ | 1営業日以内に返信 | 目的・媒体・ざっくりの予算・時期を伝える。予算未定でも可 |
| 2. 企画提案(無料) | 最短当日〜3営業日 | 企画コンセプト案・簡易プロット・参考ビジュアル・概算見積を受け取る |
| 3. 発注・脚本/絵コンテ | 1〜2週間 | 企画を確定し、絵コンテ・キャスティング・ロケハン |
| 4. PPM(撮影前の打ち合わせ) | 撮影1週間前 | カット・衣装・美術・スケジュールを全員で確認 |
| 5. 撮影 | 1〜2日 | ここが費用の最大変数。カット数を絞れば1日で収まる |
| 6. 編集・グレーディング・MA | 2〜3週間 | オフライン編集→修正→カラーグレーディング→音 |
| 7. 考査・納品 | 1週間 | TVCMは放送局の考査。媒体ごとの尺・フォーマットで納品 |
広告代理店を通さない直接依頼でも、この流れは同じです。代理店が入る場合は、代理店が企画のオリエンと考査・媒体手配を担当し、制作会社は企画・演出・制作を担当します。制作会社側の黒子対応(クレジット非表示・NDA締結)にも対応しています。
依頼する前に確認したい5つのこと
- 15秒・30秒の実績があるか。映画監督の中には長尺しか撮ったことがない人もいます。CMは「15秒で1つ」の設計なので、TVCMの実績を確認してください。
- スケジュールが確保できるか。映画の撮影期間中は物理的に動けません。準備期間中なら受けられることが多いので、時期を先に伝えるのが確実です。
- 監督個人か、演出チームか。監督1人だと同時に受けられる本数が限られます。監督を中心とした演出チームがある制作会社なら、企画は監督が見て、案件ごとに最適な体制を組めます。
- 企画を見てから決められるか。企画提案が有料か無料か、企画を見た後に断れるかを先に確認してください。
- 二次利用の範囲。TVCMの素材をWeb・SNS・縦型に展開するなら、出演者契約と見積に最初から含めておくと追加費用が出ません。
FILMOQの場合
FILMOQは東京・南青山の映像制作会社で、代表の早坂亮輔(映画監督・CMディレクター。東京藝術大学大学院映像研究科修了、黒沢清に師事、「映像作家100人」選出)を中心とした演出チームが、企画から演出・納品までを担当します。TVCM・WebCMではSony・Google・Honda・Canon・ASICS・JINS・外務省などを演出。長編映画『The Unluckiest Girl in the World(ガチャライフ)』は2026年レインダンス映画祭(ロンドン)の長編コンペティション部門に選出されています。作品に合う色を決めて、画のすべてをその色で描きます。企画のご提案とお見積りは無料で、他社と比較検討中でも、予算未定の段階でもご相談いただけます。詳しくはCM・WebCM制作のページをご覧ください。
映画監督へのCM依頼で、よく聞かれること。
映画監督にCMを直接依頼できますか?広告代理店は必要ですか?
直接依頼できます。監督が所属する制作会社に問い合わせれば、企画から納品まで代理店なしで進められます。テレビ放映がある場合の考査・媒体手配は制作会社側で対応するか、必要に応じて代理店をご紹介します。
映画監督にCMを依頼すると費用はいくらかかりますか?
費用は監督料ではなく、撮影日数・ロケ地・出演者・特殊撮影・二次利用の範囲で決まります。FILMOQの場合、WebCMは50万円〜(ロケ撮影ありは150万円〜)、TVCMは150万円〜、タレント起用や大規模ロケは500万円〜が目安です(税別・概算)。企画提案とお見積りは無料です。
映画監督は15秒のCMを撮れますか?
TVCMの実績がある監督なら撮れます。FILMOQの早坂亮輔はSony・Google・Honda・外務省などの15秒・30秒のTVCM・WebCMを演出しています。依頼前に、その監督の15秒・30秒の実績を確認するのが確実です。
映画の準備中でもCMを受けてもらえますか?
撮影期間中は難しいですが、企画・準備期間中であれば受けられることが多いです。FILMOQは早坂亮輔を中心とした演出チームで対応しているため、時期を先にお伝えいただければ体制を組めます。
映画監督にCMを依頼するとき、どんな案件が向いていますか?
ブランドの世界観や気分を作りたいCM、タレントの演技を引き出したいCM、TVCMとWebCM・縦型を同じ素材で展開したい案件が向いています。価格やスペックの告知が主目的のCMは、CMディレクターの方が速くて安いことが多いです。
依頼から納品までどれくらいかかりますか?
WebCM・TVCMで4〜8週間が目安です。お問い合わせから1営業日以内に返信し、企画案は最短当日、目安3営業日以内にお出しします。
FREE / 企画提案
企画を見てから、決めてください。
FILMOQでは企画のご提案とお見積りを無料でお出ししています。企画コンセプト案・簡易プロット・参考ビジュアルまで出しますので、金額だけではなく「実際に何ができるか」を見てから判断できます。他社と比較検討中でも、予算や時期が固まっていない段階でも構いません。企画をご覧いただいたうえで、お断りいただいて問題ありません。
一次返信は1営業日以内。企画案は最短で当日、目安3営業日以内にお出ししています。作品に合う色を決めて、画のすべてをその色で描きます。
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